お盆休みはもうすぐ!知っておきたいお墓参りの作法と方法


ハスの花
学生さんは夏休みに入りましたね。
社会人の夏休みはもうちょっとですね。
基本的に社会人の夏休みはお盆の時期が多いですね。

お盆休みは、8月13日~16日ですね。
13日が迎え日で、16日が送り日です。
お盆休みというと墓参りです。

墓参りは、13日に先祖の霊を迎えるということで13日に行うことが多いです。
中には13日と16日2回行う方もいます。
なお、お盆の時期は地域や宗派によって微妙に違うみたいです。
東京都は7月13日から16日です。

行く時期に関しては仕事の都合もあるでしょうし、それほど重視しなくてもいいと思います。
大事なのは先祖を敬うことですね。
墓参りにもマナーというのがあります。
気持ちよくお迎えするためにもマナーを知ることが大事です。
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墓参りの服装に決まりはある?

親子墓参り
ドラマで墓参りのシーンを見るとスーツやYシャツを着用しているのを見かけます。
これを見るとスーツを着ないといけないの??と思われがちです。
服装はラフな格好で大丈夫です。

TシャツにGパンという典型的なラフな格好でいいです。
掃除も行うので逆にスーツの方が好ましくないかもしれません。
とはいえ、なんでもいいというわけではありません。

たとえば、金のネックレスとか、ダメージジーンズ、アロハシャツ、露出の多い服などは好ましくないです。
ご先祖様に失礼です。
派手すぎない動きやすい服装であればまちがいないですね。

ただし、新盆や、一周忌の法要の場合は喪服が必要です。

墓参りに必要な物って?

線香とお花
墓参りに行くのにまさか手ぶらで行く方はいないと思います。
霊園によっては墓参りに必要な物一式を販売しているところもありますね。
もし、販売していない霊園の場合は、事前に揃えておく必要がありますね。

写真にあるように線香とライター、お供用の花は最低限必要ですね。
あとは、ほうきとちりとり、雑巾(新品)、柄杓(ひしゃく)と手桶、数珠
ホームセンターなどでも売っていますがネットショップだとセット販売しているので便利です。

花に関しては、基本なんでもいいです。
個人が好んでいた花ならそれにするのもよしです。
定番なのはカーネーションです。

故人がひまわりが好きだったというならそれでいいと思います。
ただし、タブーというか好ましくない花もあります。
例えば、バラのようなトゲのある花ですね。

故人が好んでいた場合は棘を切って供えるといいです。
あとは毒花ですね。
キョウチクトウ、ヒガンバナ、スズラン、スイセンなどは毒を持っています。
墓参りにはふさわしくありません。

他に匂いの強い花もふさわしくありません。
人が不快に思うにおいは故人も嫌がります。
参考までにジンチョウゲとキンモクセイ、クチナシ、ジャスミン、ユリ、トウオガタマなどです。

他のお墓にも迷惑がかかりますのでやめておいたほうがいいですね。

あとは散りやすかったり、花粉が多いのもNGです。
墓石についたら汚れてしまいます。
同じように他のお墓にも影響します。

中には生け花を持ち帰るようにお願いしているところもありますね。
持ち帰るのであればいいと思います。

お墓参りのお供えものは何がいい?ルールって?

仏壇と同じように墓参りにいったらお供え物が必要ですね。
食べ物は持ち帰るの前提ですね。
昔はそのままにして帰るというのが多かったですが現在は持ち帰るケースが多いです。

その理由として腐ってしまうと悪臭を放つ、動物に食い荒らされる、墓石が汚れるなどです。
基本供えるものとしては飲み物やおかしですね。
落雁饅頭お団子、もしくは生前好んでいたものですね。

肉とか魚のような生物は好ましくありませんね。
宗派によってはタブーにしているところもあります。
それ以前に匂いが強いものはカラスなどに狙われる恐れがあります。

供える際は直置きではなく、皿や紙などに載せるのが好ましいです。
これは、墓石を汚さないためと、あとで食べるためです。
お酒や飲み物に関しては、ドラマでよく墓石に上からかけるを見かけます。

それは墓石を汚したり、痛めたりしますのでやらないほうがいいです。
備えたものは持ち帰るか、その場で食べる。
食べることに関しては全然無作法ではありません。

それも供養の一つになるのです。
お酒やジュースの場合は缶や瓶ごと置くより、開栓してしまって皿やコップに注ぐのがいいですね。
食べ物と同じように帰る前に飲む。

意外と知られていない?お墓参りの手順

お墓参りは神社や寺にお参りすると同じように手順があります。
気持ちがこもっていればいいかもしれませんがきちんとした作法で行った方が故人も喜びますね。
動画つきで説明します。

御本尊様参り

霊園の規模によってはない場合があります。
霊園や墓地につきましたらまずは本堂参りをします。
ご先祖様、または故人を見守ってくれていることへの感謝の気持ちですね。
その際は手を洗って清めることを忘れないようにしましょう。

お墓とその周りを掃除

お墓につきましたら一礼です。
そして箒やちりとりでお墓の周りを清掃します。
落ち葉や砂利、小石などがありましたら取り除きます。
雑草も綺麗に取り除きます。

周りの清掃が終わりましたら墓石の掃除です。
傷つかないようにスポンジと水で磨きます。
文字や隙間などスポンジが届かない部分はタワシやブラシで磨きましょう。

なお、タワシは金属製だと傷つきますので亀の子タワシみたいのを使いましょう。
最後は打ち水をして掃除終了です。
※流派によっては打ち水がNGのところもあります。

お花を供える

清掃が終わりましたらお花を添えます。
花を添えるまえに花立は洗っておきましょう。
それが済んだら水をいれてお花を添えます。

食べ物、または飲み物を添える

花の次は食べ物、または飲み物です。
食べ物は直接ではなく、半紙の上においてください。
お墓が汚れます。
なお、まんじゅうや落雁などは袋から出して備えた方が好ましいです。

線香に火をつける

最初にしゃがみこんでライターかチャッカマンでつけます。
すぐ消えてしまうことを考えるとマッチは好ましくないですね。
ロウソク立てがある場合は、ローソクに火をつけてそこに線香を当てるといいです。

なお、線香から炎が出た場合、息で消すのは好ましくありません。
振るか、手で仰ぐと炎は消えます。
炎が消えたら線香立てにおきます。

お祈り

準備が終わりましたらお祈りです。
もちろんしゃがみこんで行います。
数珠がある場合は片手ではなく、両手で持ちます。
両手にかけて房は下にします。

軽く目を閉じて頭を傾けてお祈りします。
その際に柏手を打つかですがそれも流派によって違うようです。

最後に・・・・

お墓参りが終わりましたらお花と線香以外は持ち帰ります。
食べ物は持ち帰るか、その場で食べます。
最後はゴミなどを拾ってお墓の周りを清掃します。

特に半紙やビニール袋が風で飛びやすいので注意です。
借りた柄杓や清掃用具は元に戻しましょう。
一番最後は御本尊様に挨拶をして帰ります、

なお、持ち帰りに関しましては霊園によってルールが違うようです。
そこは要確認ですね。
余談ですが墓参り代行サービスもあるようです。

どうしてもいけないという方は利用するのも手です。

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