冬になると振動やうなりがうるさい室外機!その原因は?画期的に静かにする方法


騒音に耳をおさえる女性
冬場になると気になるのが室外機の音です。

がーーーー!とか、ごーーーガタガタガタなど音がします。
住宅密集地だと近所迷惑になってしまいます。
ご近所トラブルの原因のひとつなっていることは否めません。

実際にクレームが来なくてもその音は気になります。
音が気になってしまってある程度温まったら切ってしまったりします。
真冬だとそうはいかないですよね。

室外機から音が出るのは仕方ない部分はあります。
音が出ないなんてのはありえないことですから
問題はその音どう軽減するか?
なんで大きくなるのかを知るのが大切です。

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室外機の音が大きくなる原因とは?

考える
室外機が大きくなる原因はいくつか考えられます。
先ほども書きましたが室外機はどうしても音が出ます。
それが気になるレベルかそうじゃないかです。
順番に上げていきます。

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古ければ当然音は大きくなる!年数の問題

古い室外機
エアコンは買ったばかりの頃は音はそんなにしません。
年数が経てば送風用のモーター劣化しますのでそれだけ音は大きくなります。
だいたい7年くらい経つと音が大きくなると思います。

10年以上経ってしまうともうエアコン自体の買い替え、もしくはエアコンクリーニング業者に依頼をしたほうがいいです。
しかし、最新のエアコンは昔の新品に比べて音が大きくなるそうです。
特に省エネ系はその傾向が強いです。
運転終了後に自動クリーニングを行いますのでその際にうるさくなってりします・
最新のは自動クリーグング多いですからね。

10年以上経っていなくても室外機に問題が出てくる場合があります。
それは室外機自体の劣化です。
屋根のないところに置いたりすると風雨に晒されます。

そうなると、土台部分をつなげているネジが錆びてゆるくなります。
ネジをしめれば治る可能性ありますがやはり業者に頼んだ方が良さそうです
あとは一度もエアコンクリーニングを行っていないと室外機にも影響が出てきます。

冷房より暖房の方が運転音は大きい

暖房
室外機の音は夏よりも冬の方が気になるという方は多いでしょう。
冬は部屋を締め切っているのになぜ???
それは冬の方が室外機の方が断然音が大きいからなのです。
室外機の役目というのは、夏は室内の熱気を外に放出します。
暖房をつけるときは逆に熱を外から集めるのです。

その方がエネルギーを使う分、音が大きくなるのです。
当然電気代も冷房より暖房の方が高くなります。
なので冬こそ騒音対策をすべきですね

エアコンが大きいと音も大きい

大型室外機

これは当然かといえば当然ですがエアコンが大ければ大きいほどエネルギーを使いますのでその分大きくなります。
なので広い部屋で使っているエアコン。
6畳用から8畳用のエアコンと18畳用では音の大きさも違ってきます。

なので大きい部屋で使う場合は音を小さくするのも限界があると思った方がいいですね。
業務用なんてすごいですよ。

モーターもそれだけ大きいのを使いますし、室外機も大きくなりますので振動も大きくなります。
大型のエアコンだと期待できるほどの効果はないかもしれませんがあまり大きいのだと窓や壁まで振動するくらいですから
でもやらないよりはぜんぜんいいのです。

メーカーによって音の大きさは違う

比較
私はエアコンを買い換える際の原因は室外機でした。

ごごごごーーーと音がすごく。
隣の家からちょっと言われたことがあります。
年式の違いかなと思いましたがもう一つの部屋も同じメーカーで私のよりずっと新しかったです。

それでもやはり自分のほどじゃないですがうるさかったです。
他のメーカーに買えかえましたがその際に取り付け業者から前のメーカーは比較的音がうるさいと言われたことがあります。
エアコンを買い換えて7年になりますがやはり前のほどうるさくないです。

運転開始直後はどうしてもうるさい

エアコンはつけたばかりの時は、部屋を急速に温めようと運転を強くします。
特に自動運転にしているとその傾向はは強いです。
当然、運転が強くなればそれだけエネルギーを使いますので室外もうるさくなります。

やってはいけないのがうるさいと思って消して寒くなったらまたつけること。
それではずっとうるさいですし、電気代も食いますね。
部屋が暖まると運転が弱まりますのでそれまではがまんしてつけたままにすることですね。
逆に自動運転にしていないと音の大きい時間がながくなります。
自動運転にして風も自動にしたほうが節電にもなります。

ここからが本題!室外機の音を軽減する方法

室外機は音が出るものです。
音を消すことはできませんが近所迷惑にならない方法はいくつかあります。
ひとつひとつやっていけばだいぶ気にならなくなります。

室外機を掃除する

室外機は外に置きますから汚れます。
砂ほこりが起きやすい場所などは特にそうですね。
しかし、室外機の場合は分解してしっかりと掃除しないと効果はあまりありません。
そこは専門の業者を呼んだ方がいいですね。
下手すると火災になるという恐ろしい例もあります。
吹き出し口くらいは掃除できますがそれの効果はあまり期待できません

砂利の上や、土の上などに直置きをしない

室外機を置く際に直置きしているのをたまにみかけます。
ベランダの上に置いたり、ラックみたいのに置いたりしているのは見かけますね。
特にコンクリートじゃない柱がついてるベランダだと室外機の振動が全体に伝わって音が大きくなります。
また、平らじゃない場所もお勧めできませんね。
もうひとつは壁にぴっしりつけてしまうこと。

壁や雨戸や、窓、フェンスに振動が伝わって大きくなります。
まずは、壁から離すことですね。
アパートですとどうしても壁から近くなってしまいます。
そこは家主さんとじっくりと相談したほうがいいです。

室外機の下に何かを敷く

音を周りに響かせないようにするには直置きしないで何かを敷く必要があります。
室外機は重いのでひとりで作業をせずに二人以上で行なってください。
6畳から8畳用のでも30キロ前後の重さはあります・

一番定番は、レンガやブロックを下に敷くことです。
足のところに置くだけで音は軽減されます。
ただし、なるべくなら新しいのを買ってくることですね。

庭に置いてあるブロックだと風化の具合によって高さは異なります。
高さ不揃いですと傾きますのでその分音が出てしまいます。

もうひとつは防振マットですね。
バスマットみたいののだとカビが生えたりして匂いができます。
ゴムやラバーでできたマットを敷きます。
これも同様に二人以上で作業を行なってください。

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なるべく厚いのが効果的ですね。
プリンター用のマットが売っていますがやはりエアコン用がいいです。
プリンターのだと薄くて防音効果が低いのと振動でどんどんずれていきます。
4つ買って4箇所に設定設置できるのがいいですね。
ホームセンターに行くと売っています。

なお、アパートなどは壁につけてるケースが多いですね。
その際もその大きさに合わせた防振マットをつけるだけでも違ってきます。
そこは最初に段階ですべきですが・・・

室外機の上に重しを置く

マットを置くのは室外機の振動を伝わりにくくする役割があります。
マットをつけても振動は軽減されますがそれでも音は響きます。
室外機自体の振動を抑える必要がでてきますね。

それを防ぐには重しです。
実際に室外機の上に手を置いて抑えてみると振動がかなり減ります。
しかし、ずっと手を置くわけには当然いきませんね。

もし、窓や壁から距離がある場合は、ブロックがいいと思います。
くっついている場合は強風でブロックが飛んだ場合に、それが窓や壁に直撃してしまうと余計な修理代がかかってしまいます。
それと2階以上の建物の場合は、下に落ちたらけが人が・・・
いいのは両面テープで貼るタイプのアルミテープです。
ちょっと厚いアルミです。

それを貼るだけで振動が軽減されます。
しかし、タイプによってはあまり効果がない場合があります。
そこで便利なのが土嚢ですね。

土嚢でしたら落ちません。
仮に落ちてもブロックと違ってバウンドしません。

万一の時のために土嚢の下に滑り止めのマットをしくといいですね。
劣化すると破れる可能性がありますので定期的に変えることをおすすめします。
なお、あまり土嚢を重くすると室外機の故障の原因となります。

音を確かめながら少しずつ重くして行くことをお勧めします。
前と少し重なりますが土台が劣化している場合は、この方法が有効です。

室外機にやってはいけないこと!

これは音の問題だけではないのでですが室外ににやってはいけないことをあげます。
これらの方を行なっている方はすぐに治しましょう。

上下に重ねておいている

これは、たまに見かけますね。
エアコンを複数台設置している家庭は多いと思います。
ふたつの部屋にそれぞれ1台ずつエアコンを設置。
スペースを取るために2台上下に重ねる。

スペースを取りたくなるのはわかるのですが・・・
欠点がお互い振動が伝わって音が大きくなること。
もうひとつは、大きい地震が起きた時に倒れてしまう可能性があることです。

もし、2台をひとつのスペースにしたい場合は、専用のラックが便利です。
金属製のラックだとまた振動が伝わりますので同じようにラバーなどの防振対策が必要です。
ラックは専用のを買った方がいいです。

それ以外で重ねて故障するとメーカーが保証してくれない場合があります。
またやはりラックでも安定性に欠けますので他の方法より音は多くなりますね。

室外機の上に植木鉢やプランターなどを置く。

落下の恐れがあるのは置くべきではないですね
典型的なのは植木鉢やプランターです。
前のようの土嚢みたいな落ちにくいのならいいです。

植木鉢やプランターみたいに強風が吹くと落ちてしまうようなものはだめです。
それに、土が室外機のファンに入ってしまうと目詰まりを起こして故障の原因となります。
また、エアコンをつけた際に植木鉢が揺れて大きな音を出してしまいます。
一番やってはいけないといってもいいことです。
どうしても置きたい場合は、室外機の上に滑り止めのラバーをつけてその上に置くことです。
それでも突風とかで飛んでしまう可能性がありますのでその時はおろしてください。

室外機の周りに物を置く、もしくはカバーをかける
周りには物を置く

裏ならまだいいのですがファンのところに物を置くのは考えものです。
室外機は部屋の中の空気を排出したり、空気を取り入れたりします。
物を置くことによってそれが邪魔されてしまうのです。

それによって空気の循環ができなくなります。

そうすると室外機の故障だけでなく、エアコン本体の故障にもつながります。
最近では、室外機カバーをつける家庭も少なくないです。
カバーをかけるのはいいことです。
夏場は有効と言われています。

しかし、全体を覆ってしまうカバーはだめですね。
DIYで木で組み立てて柵みたいのを作って覆ってしまう。
これも同様に循環できなくなります。
室外機カバーをつけるなら上だけ覆う形が理想ですね。

冬場は、外の空気を集めて熱を奪った上で、中に暖かい空気を入れます。
それができなくなると暖房効率が下がって部屋をより温めようとします。
それによって音が大きい状態がずっと続いてしまうのです。

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