エコノミークラス症候群は別名で肺血栓塞栓症と言います。
狭い座席で長時間座っている肺動脈の血栓がたまります。
これは飛行機のエコノミークラスに限ったことじゃなく、車の中や電車も含まれます。
足をゆっくりと伸ばせない状態のところに長時間座ってるとなってしまうリスクが増えます。
最悪の場合は呼吸困難を起こして命を落としてしまうこともあります。
決して侮ることはできませんね。
今回はこれがメインではありませんのでここまでにします。
デッドバット症候群につて解説をしていきます。
それはエコノミーと同じくじっと同じ姿勢でいると起きる症候群です。
なる原因が一緒なので見分けにくいところです。
代表的なのはやはり乗り物です。
飛行機はもちろんなのですが日常生活でもあることなのです。
例えばデスクワークですね。
在宅勤務が増えると座ってパソコンをする機会が増えたと思います。
オフィスで仕事してた時も座る時間は長かったですが通勤って移動のために歩きますよね。
なので座る時間というのがかなり増えていると思います。
あともう一つはドライブですね。
特に運転をしている人は危険です。
助手席や後部座席に座っていると人は姿勢を変えたりしますが運転手はそうはいきません。
同じ姿勢でいることになります。
デッドバット症候群とは?
直訳するとお尻が死ぬだそうです。
ちょっとユニークなネーミングではありますね。
笑い事ではありませんが・・・・
お尻が死ぬと言っても壊死ししてしまうとかそういうのではありません。
臀部の筋肉が弱っている状態を指します。
わかりやすくいうとお尻が収縮する筋力が衰えるということになります。
では、デッドバッドになるとどういう症状が起きるのか?
それはお尻の痛みはもちろんですが腰や股関節まで痛くなるのです。
また、ひどい場合はまっすぐに立つこともできなくなります。
運動したわけでもないのに腰痛という方はそれに当たる可能性があります。
普段運動しない方はなりやすいようです。
なのでデスクワーク中心で運動はしないという方は要注意なのです。
臀部の筋肉は他のと繋がっていますのでそこが弱くなると体のバランスが悪くなってしまいます。
エコノミー症候群とは違って命に関わる可能性は低いですが当然運動能力の低下はありますので無視できない症状とは言えるでしょう。
デッドバットの見分け方
デッドバットの症状って見分けが素人目に難しいのです。
基本痛くなるのは股関節やお尻にかけてです。
しかし、長時間座ってると多くの人がそういう痛みが出ます。
私なんかは腰が痛くなることがあります。
でもそれは少しすると痛みは消えていきます。
例えば、長時間ドライブをしていて腰が痛くなる原因は腰への負担です。
何時間も運転をしていると同じ姿勢で座ることになります。
そうすると上半身の負担が腰へ集中することになるのです。
その負担で腰が悲鳴をあげるのです。
また、同じ姿勢でいることで血流が悪くなるのも痛くなる原因の一つです。
それはドライブに限らず、デスクワークや飛行機などでも同じことです。
それが原因で腰痛が発生した場合は、大体は1日も経たずに治ります。
デットハットの場合は、それが慢性的に続くのです。
もちろんヘルニアとかの疑いもありますが股関節まで痛くなってくるとデットハットを疑ったほうがいいですね。
それがずっと続くようでしたら病院へ行くことを強くお勧めします。
デッドバッド症候群を防ぐには?
デッドバッドはやはり普段運動をしない方やデスクワークをする方に多いです。
私もそういう時期がありまして机にずっと向かいっぱなしというのがありました。
その時期って腰の調子が悪かったです。
ぎっくり腰の痛みとはまた違いました。
日常生活には支障がないくらいの痛みでした。
ぎっくり腰はだいたい1日とか2日で治りましたが時間かかりましたね。
病院には行きませんでしたが今考えるとデッドバッドだったのかな?と思います。
そこから総合するとまず基本は座る時間を短くすることが大事です。
仕事上、座りっぱなしじゃないとだめなんです!という場合は、休憩を入れるだけでも違って来ます。
例えば2時間デスクワークをしたら席を立って飲み物を調達しに行く。
もしくは軽いストレッチをしてみる。
それだけでも大分違って来ます。
やはり理想は適度な運動です。
会社勤めをしていると難しいかもしれませんがやはりウォーキングですね。
運転をしている方はやはりこまめに休憩を入れることですね。
もし、ドライブで他に免許を持っている方がいるなら運転を代わってもらう。
休憩は2時間に1回くらいが理想です。
途中でコンビニに寄ったり、ドライブインに寄るといいです。
2時間以内のドライブでしたらそれほど心配はないとは思いますが・・・・
ただ、軽自動車など狭い車の場合はなおさら休憩は必要ですね。
とにかく同じ姿勢でいないことが大事なのです。
椅子から立ち上がって歩いたり、ストレッチをするだけでも予防になります。