正しい熱中症の予防と対策!間違ったあなたの常識!



もう6月の半ばにさしかかってきました。
ここ数年は5月でも暑く、もう今の時期は30度を超える日は珍しくなくなってきましたね。
この時期になってくると考えるのが日焼け止めとか紫外線です。

案外少ないのが熱中症対策を考えている方です。
そりゃあお肌を守るのも大事です。
それだけでなく、コンディションを守る必要があります。

自分は、まだ若いから熱中症は心配ない
屋外で作業なんてすることないから大丈夫だよ。
帽子とサングラス、水持ってれば大丈夫!!

そう考えてしまっているあなたはあぶないです。
熱中症は若い人でもなりますし、水だけ飲んでいればいいというわけでもないです。
熱中症で倒れないための対策を傾向を教えます!
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意外と知られていない熱中症の症状!


熱中症ってどんな症状?
めまいがするとか?気絶するとか???
そういうイメージが強いですね。

確かに暑いところへ行くとそんな気分になります。
くらくらきますよね。
めまいや立ちくらみって熱中症の初期症状に過ぎません。

めまいや立ち眩みがする、もしくは顔がほてる

めまいや立ち眩みというのはだいたい想像はつくと思います。
問題なのは顔の火照りですね。
どういう症状なのか?

顔だけ熱く感じて赤くなります。
もっとも日焼けの場合もあります。
手足は普通なのに顔だけという場合は熱中症が始まっているいうことになりますね。

手足のしびれや痙攣が起きる

長時間運動をすると熱中症じゃなくても手足のしびれや痙攣はおきます。
しかし、運動をしていない、もしく普段は運動をしてもしない時は熱中症を疑った方がいいですね。
手足のしびれの痙攣が起きる原因は大量の汗をかいたことによる塩分不足です。

血液が塩分不足になったことによって力の強弱をしていないのに筋肉が収縮します。
足がつったりするのもそれが原因です。
部分痙攣という症状です。
この時点ではまだ意識がある状態ですが痙攣となると危険な状態です、

体がだるい、もしくは吐き気や嘔吐がある

ここまで来ると本格的になってきます。
風邪を引いた時のようなだるさを感じたり、吐き気があって食欲がない、戻してしまった場合は危険水域に入っています。
人によっては頭痛もあります。

そうなってしますと倒れる寸前です。
涼しいところに移動をして体を休めましょう。

汗が異常に出る、もしくは汗が出ない

汗が異常に出る???汗が出ない???
どっちでもだめなの???
不思議に思うかもしれません。

要するにいつもと違う汗のかきかたをしてると感じたら熱中症を疑った方がいいです。
特に暑いはずなのに汗が出ない、口が乾く。
人は暑い時は体温調節をするために汗を出します。

熱中症になると脳の中枢神経が正常でなくなっているのです。
それで汗が出にくくなります。
汗が出ないのでもう大丈夫と思ったら危ないです。

汗の異常は熱中症のサインのひとつです。

高熱が出たみたいに身体が暑い、皮膚が赤い

これは顔の火照りとちょっと症状が似ています。
熱が出たみたいに身体が熱い。
さわってみて顔だけでなく、身体全体が熱い場合は体温が上がってしまっているのです。

その際は皮膚も赤くなります。
皮膚が痛くないのに赤い場合は熱が上昇していることになります。
これは体温調節ができなくなっているのです。

ここまでくるとめまいや立ちくらみも併発していると思います。

まともに歩くことができない

自分ではまっすぐ歩いているはずなのに思っていたところと違うところへいってしまう。
もしくは、足元がおぼつかなくてふらついてしまう。
もう自分ではコントロールできなくなってる状態です。

呼びかけに応じない

これは、自覚症状がないので周りに気がついてもらう必要がありますね。
ぐったりしたり、痙攣したりして立てなくなってしまう。
自分の力で動けない、そして呼びかけに応じない。
そうなってくると水分補給すらできなくなってしまう。
そこまで来るともはや救急車を呼ぶ必要が出て来ます。

外出しないだけが熱中症対策ではなく、室内も

エアコン
熱中症対策のひとつとして不要の外出を避けることです。
夏はあまり外出しないから大丈夫!
確かにこれでリスクは軽減するのは確かです。

しかし、これで安心してはいけません。
室内にいても熱中症にはなります。
エアコンは必ずつけて適度な温度(28度)設定する。

室内で熱中症で倒れる原因はエアコンをつけずに我慢をすることなのです。
これは車の中でも同様です。
間違っても子供を車内に放置したまま車から離れないようにお願いします。
その間に車内の温度は異常に上がります。

毎年お子さんを放置して熱中症で死なせてしまうというニュースありますから

外出時に熱中症にならないようにするためには?

サッカー

よく天気予報で高温注意情報が出て不要な外出は控えるように促されることがあります。
とはいっても用事がある場合は外出しないわけにはいきませんよね。
そう言った場合はどうするか?

なるべく日陰を選んで歩くこと、帽子をかぶる、日傘をさす。
綿や綿(コットン)など通気性のいい服を着る。
下着なんかはメッシュ入りがいいですね。

あとは水分をこまめに取ることと、体を休めること
これはレジャーやスポーツ、肉体労働の方などは特に言えることですね。
ただ、ビジネスの場合は帽子ってなかなかかぶれないものです。

帽子を持って取引先にいけない。
そういう時は折りたたみしやすいのを選ぶといいです。
髪型が乱れるなどの心配がある場合はタオルを頭に被せるだけでも違います。

でも、仕事以外は不要の外出は控えるのがいいですね。
自分は炎天下の中、スポーツしたりしません。

熱中症対策として水分補給にただの水は間違い!

水を飲む

熱中症対策には水分が必要だということは挙げました。
そんなに熱いところに長い時間いないとか、汗を大量にかくようなことをしていない。
要するに日常生活レベルであれば水でも十分まかなえます。

しかし、スポーツやレジャー、長時間の外回りの場合は水ではだめなのです。
をかくと血液中のナトリウムが減ります。
水を飲むことによってますます薄くなってしまうのです。

ナトリウムが薄くなると熱中症のリスクが上がります。
やはりいいのはスポーツドリンクです。
ポカリスウェットやアクエリアスですね。

しかし、砂糖が結構入っています。
気になる方は経口補水液を飲むといいです。
ちなみにスポーツドリンクは薄めたり、凍らせたりすると濃度が薄くなるのでオススメできません。

スポーツドリンクや経口補水液は自分で作ることもできます。

スポーツドリンクの作り方はこちらに載っています。
どちらの場合は、塩と砂糖の量はお好みで!

経口補水液の作り方はこちらです。

塩分濃度が難しいところですね。
それが面倒という方は購入してみてもいいかもしれません。
あと、共通して言えることは水分補給の時は一気飲みしないことです。

1回に200ミリリットルまでで500ミリリットル一気飲みとかするとおしっことしてすぐに排出されます。
そうなると水分補給しても無意味ですね。
あとは間違ってもアルコールやカフェインも利尿作用がありますので水分補給になりません。

そこが注意ですね。
夏は体力が下がりやすい時期ですね。
普段から規則正しい生活、適度な運動をしていると熱中症のリスクも減ります。
そこも大切だと思います。

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