富士山は登ったことはありますか?
あります!!という方の多くは五合目までいってそこから登っていく。
そのパターンが多いと思われます。
ちなみに富士山五合目の標高は・・・・実は登山道によって違うのですね。
同じだと思われがちです。
実は、4つもルートがあって標高も違うのです。
富士宮口は、2400メートルで吉田口は、2305メートル、 御殿場口は、1440メートル、 須走口は、2000メートル
こんなに違うのです。
御殿場以外は、標高の半分以上。
たいしたことないと思われがちですがどれもそこから5時間以上かかるのですね。
さて、本題です。
五合目からじゃ登ったと言えない!そんな上級者のためのルートが「3776」です。
それってどこから?どれくらいかかるなど詳しく解説!
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海抜0メールってどこ?
海抜0メートルというのは平均海水面からの高さです。
じゃあ美保の松原は0メートルと思われがちですが違います。
実は海抜8メートルから15メートルあるのです。
それに、美保の松原から富士山までは結構距離があるのです。
仮に海抜0メートルだとしても登山ルートとしては無理がありますね。
45キロも離れているのです。
でも、富士山と一緒に世界遺産に登録されていますので立ち寄る価値はありますね。
本題に戻りますがルート3776は、富士市にあります。
富士とつくからスタート地点に選ばれたのか??
ちゃんと理由があります。
富士市には駿河湾があり、海抜0メートル地帯が多いのです。
スタート地点して選ばれたのはその駿河湾を望むふじのくに田子の浦みなと公園です。
そしてもう一箇所が富士塚です。
総距離は41.8キロメートルでだいたい3泊4日だそうです。
総距離なので登山の分も含まれます。
ふじのくに田子の浦みなと公園へのアクセス方法と周辺施設
ここは比較的新しい公園です。
親子連れが多い市民の憩いの場です。
アスレチックや
公園の中には富士山みたいな形の丘がありますがそこで満足してはいけません^^
夜景も綺麗でちょっとしたデートスポットにもなっています。
所在地は、静岡県富士市前田地先
JR東海道新幹線新富士駅からタクシーで10分です。
時間は8時から17時でそれ以外の時間は、駐車場が閉鎖されてしまいますので注意です。
決してそこに車を止めて富士山へ行こうとしないでください。
レッカー移動される可能性あります。
なのでお車の方は駅周辺の駐車場に止めることをオススメします。
ただ、一度止めると
疲労を考えるとやはり電車の方がいいです。
周辺は、田子の浦漁業協同組合があります。
そこで海鮮系を食してから出発というのもありですね。
売店はありませんので出発前に忘れ物がないようにチェックしましょう。
イオンタウンは、割と近くにはありますが・・・
ホテルは新富士の駅前にあります。
できれば、ホテルに宿泊してから出発したほうがいいですね。
富士塚へのアクセス方法と周辺施設
富士塚というのは実は全国にあります。
富士山をイメージして作った人口の山
江古田や、品川神社にある富士は有名ですね。
富士市にもきちんとあります。
そこがもう一つのスタート地点になっております。
鳥居もあるのでここで安全祈願をするのもありですね。
こんな感じになっております。
所在地は富士市鈴川西町13-12
住宅街の中にありますので場所はわかりにくいかもしれません。
富士市立元吉原中学校に近いのでそちらを目印にしたほうがいいですね。
最寄駅は東海道本線の吉原駅。
駅から歩いていける距離ですが周辺は正直見所はありません。
祈願をしたいという方にはオススメです。
駐車場は2台しか止められませんのでご注意ください。
駅から近いので歩きでいいと思います。
歩ける距離に富士と港が見える公園があります。
ツアーによってはそこで集合して富士塚へ行くケースもありますね。
挑戦する前の注意事項
ふじのくに田子の浦みなと公園と富士塚から頂上まではスタンプラリーがあります。
まずはそこへいってスタンプを押すことから始まります。
スタンプラリーは、富士山観光課や、富士山観光交流ビューローにて配布されています。
富士山観光交流ビューローが便利です。
新富士駅直結です。
住所を乗せておきます。
静岡県富士市川成島654-10
いろんな観光情報が満載です。
あとは、このルートに挑戦する際は、当然登山届けが必要です。
ポストは、両スタート地点に設置してありますので必ず投函しましょう。
富士山は軽装で登ってしまう方が多いです。
もっとも0から登る方は理解していることかと思います。
普通のハイキング感覚では絶対だめです。
食料や着替えは必ず用意。
山の天候は変わりやすいのでレインコートは必須です。
濡れてしまうと体温を奪われます。
普通のウォーキングシューズやランニングシューズでトレッキングシューズを
足の疲れ具合と、あとはすべりにくいです。
服装は、上着はダウンが好ましいです。
空気を通しにくいウィンドブレーカーもいいですね。
フリースみたいのでもいいですね。
とにかく防寒対策が必要なのです。
インナーは普通のTシャツより汗がすぐ乾く素材のもの。
体が冷えてしまいますので・・・・
紫外線対策として、帽子とサングラス、日焼け止めです。
標高が高くなると紫外線が強くなりますので同じく必須です。
帽子はレインコートをかぶることを考えるとハットよりキャップタイプがオススメです。
登山する際は岩を掴んで登ることが多いですなので手袋(防水機能と滑り止めつき)は必要です。
暗い中や濃霧の中行動しなくちゃいけないことあります。
ライトが必要ですが懐中電灯より頭に身に付けることができるヘッドランプが好ましいです。
地図を確認する際も必要ですね
携帯のナビ機能は電波状況とかで使い物にならない可能性がありますので地図は持ちましょう。
体調不良になったことを考えて常備薬も
山頂までのルート
ふじのくに田子の浦みなと公園も富士塚もルートはほとんど変わりません。
途中で合流します。
スタートするとまずは市街地である大渕街道を通って行きます。
公式サイトでは1日目はヨモギの湯という場所がゴールになっています。
途中では富士山かぐや姫ミュージアムがあります。
1日目はゆっくりといってもいいかもしれません。
ヨモギの湯はこちらです。
二日目は、大渕林道を経由して富士スカイラインに入ります。
ここはまだ普通なら車で通るコースです。
目的地は、表富士グリーンキャンプ場です。
そこまではまたまだ体力に余裕があると思います。
このキャンプ場でしっかり休憩しましょう
三日目からいよいよ本格的になっていきます。
さあ三日目です。
三日目の目的地は六合目です!
当然五合目より高い場所ですよ!
五合目じゃないんだ??と自分もびっくりしました。
しかし、六合目はまだ犬を連れて登るほどなのでそれほどきつくありません。
六合目となると山小屋になってきます。
最終日です。
最終日は当然頂上までいきます。
所要時間はだいたい5時間から7時間ほど
ここまでくると高山病の可能性がでてきます。
ここからは自分のペースで進んでください
途中で山小屋がありますのできつかたらそこで休むのも手。
ツアーの場合は遠慮なくガイドさんに申し出ましょう。
大事なのは体力を温存しながら登っていくこと
時間に余裕があれば四日ではなく五日で登るに変更するのもありです・
ちなみに途中でスタンプ押せます。
特に有効期限はありませんので途中で引き返しても問題はありません。
六合目までいって終わらせて次の機会に五合目からスタートってのもありですよ!!!