小さい子供やアレルギー持ちの方のための浴室やリビング、キッチン、寝室などのカビ対策・掃除方法



カビはアレルギーの元?アレルギー持ちの方のためのカビ対策
カビはアレルギーの原因となります。
特にお子様は敏感です。

前回は、浴室とキッチンのカビ対策をあげました。
今回は、寝室やリビングの対策です。
バスルームやキッチンなどとは対策は少し違います。

部屋だと浴室などに比べるとカビ対策を怠りがちです。
なぜなら目立つところにカビが生えていないケースが多いからです。
例えば、家具の裏、ベッドの裏、エアコンの中などです。

特にエアコンはカビが溜まっていると風と共にカビの粒子が飛びます。
知らない間に吸い込んでしまっていることもあるのです。
エアコンがカビくさいなあと思ったら要注意です。

以前ダニ退治について挙げましたが同じく高温多湿が好きなのです。
でも対策方法はダニとは少し違います。
目に見えないダニよりはまだ対策はしやすいです。
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アレルギーに注意!寝室やリビングのカビ対策

ベッドやソファーでスヤスヤと寝る。
カビがいると寝ている間にカビが入っていくとことがあります。
朝起きるとすごい鼻水が出ると思ったらカビが増えている可能性があります。
共通して言えるのは換気をすることが大事です。

朝と夜は湿気が多いので換気しても逆効果です。
やはり11時から15時くらいまでが最適です。
雨が降った次の日は特に湿気が強いのでその時間以外は避けましょう。

掃除は最低でも一週間に1回。
ダニ同様カビは埃を好みます。
気になったら掃除をする形ですね。
ハンディクリーナーや拭きシートがあると便利ですね。

布団やマットレスはダニの場合だと天日干しだけでは不足ですがカビの場合はそれだけでも十分予防になりなります。
天日干しをすることで湿気を飛ばしてくれます。

冬だけじゃなく、梅雨の季節も!やっかいな窓の結露!

窓は和室でも洋室でもカビ対策に悩まされます。
結露に関しては冬のイメージがあります。
結露が起きるのは外と家の中の温度差です。

それ以外の季節だと基本ほとんど起きることがないのですが・・・・
梅雨の季節は例外です。
ワンルームマンションやリビングだと部屋干しをしがちです。
部屋干しをすると窓に結露ができます。

窓だけならまだいいのですが放っておくと窓枠やカーテン
そして壁紙クロスまでカビがつきます。

パッキンのところなんか取りにくいです。
結露に関しては、ハンディワイパーで落としたり、タオルで拭いたりしてもキリがないですね。
梅雨に限らず雨の日は窓際に干しがちです。
バスルームに干すのがいいです。
浴室乾燥機能がついてるのならなおさらおすすめ。

何度ふいてもきりがない!窓の結露を防ぐ方法

窓の結露は拭いても拭いてもまた元に戻ります。
とはいえほ放っておくと部屋の湿度が上がってしまう。
やはり結露しないようにするしかないのです。

方法のひとつは、換気ですね。
しかし、冬場は寒いので使えない技ですね。
梅雨時はいいですが雨の降ってる時や曇ってる時はあまり効果はありません。
ドライヤーをかけるという手もありますが高い窓とかは大変ですね。

そこでオススメの方法は、薄めた台所用洗剤を塗ることです。
台所洗剤というのは、食器洗い洗剤のことです。

20倍くらいに薄めて塗ります。

他には窓に貼る結露防止フィルムいうのがあります。
見栄えが悪いイメージありますが最近は透明タイプも出てきてます。
紫外線をカットできてカーテンいらずのもありますがプライベートを守りたいという方には黒いタイプがおすすめです。

貼り方はこちらに載っておます。

こびりついてしまった窓枠やレールのカビを取るには?

ガラスに対策はしていてもサッシや窓枠、レール部分はかびがごっそりつきます。
見るだけでいやになるますね。
汚れがひどい場合は窓を外す必要があります。

枠部分も、レール部分もまず水をかけてから洗剤をかけてスポンジで磨いて行きます。
そうすると綺麗に取れます。
普段は古い歯ブラシやつまよじうじで掻き出すようにします。

クロス(壁紙)にカビが生えないようにするには?

カビ対策で一番やっかいなのでクロスだと思います。
これは窓の対策とつながるのですが・・・・・
窓の結露が床を伝わって壁紙までいきます。

それともう一つ原因が加湿器。
暖房つけるときは喉が乾燥しないように加湿器をつけることが多いです。
蒸気タイプのですとそれが仇となります。

うっかり消し忘れてでかけたり、寝たりするとカビは喜びますね
部屋の中の湿度が増えすぎてしまいます。
そのためにも加湿器を使うのでしたら消し忘れのないように、あとは循環させるために扇風機をつけることですね。

カビを発生させるもうひとつのポイントは、家具です。
家具を壁につけすぎるとその部分にカビが大量に発生します。
それを防ぐためには5センチ以上あけること

ベッドだと隙間にものが落ちるからどうしてもくっつけてしまうのですよね。
ただし、タンスとかは地震で大きな揺れが来た時に倒れるリスクが増えます。
なにも対策しないで離すのは危険ですので壁か天井に固定させましょう。

クロスは、湿度をあげすぎないのが大切です。
できれば11時から15時の間に毎日換気すれば防ぐことができるのですが
会社勤めしている方はそうはいかないでしょう。
そういう時は除湿機を使うといいです。

それと現在はカビにつきにくいクロスも販売しています。
業者に頼んで張り替えも手ですね。

クロスに生えた大量のカビを除去するには

お風呂ですとカビ取り剤が有効なのですが部屋の場合はそうはいきません。
匂いが残ってしまうのですよね。
カビは落ちたとしても変色してしまいます。

カビ取り剤の代わりとなるのが、ですね
酢も使ってる時に若干匂いはしますが気になるようなレベルではないです。
直接かけるとムラがでますので雑巾やスポンジに染み込ませます。

塗ったあとは今度は湿った雑巾で拭きます。
それを繰り返していきましょう。
終わったら換気をしてしっかり乾かす。
すぐの部屋を閉め切ってはいけません。

もし、それでも落ちなかった場合、カビが出て来た場合は専門業者に依頼するのがいいです。

簡単には変えられない!畳のカビ対策

和室でも換気が必要なのは同じですね。
雨の日以外は換気をするようにしましょう。
カビがついてしまった場合は、エタノールです。
畳は水拭きはおすすめできません。
水を吸収してしまいますのでかえってカビを増やししています。

エタノールはスプレータイプが好ましいです。
カビに直接かけたほうが効果があります。
乾燥してきたら歯ブラシや乾燥したスポンジでこすります。
カビを取ったら掃除機をかけて終わりです。
気をつけなくてはいけないのは強くこすりすぎないことです。
畳を傷めてしまいます。

掃除機をかける際は、天気のいい日行って換気をしてください。
それとあまり強い設定にするとかえってカビを飛散させます。
カビが多い、または色が濃い場合は畳に対応したカビ取り剤が効果的です。
漂白剤入りのですと畳を変色させてしまう可能性があるので注意です。

まとめ・・・カビ及ぼす影響
カビが発生するとリスクが大きくなるのが肺炎です。
トリコスポロンというカビアレルギーによって引き起こすのです。
免疫の弱い子供がかかりやすいです。
トリコスポロンはカビの一種で部屋の湿度が高いと繁殖します。
目に見えない小さな胞子ですのでやっかいです。
症状は鼻炎や咳、くしゃみ

ひどい場合は微熱が出たり、肺炎を起こすことも
それが毎日続いている場合はカビアレルギーの可能性あります。
またカビがダニを増やすこともあります。

エアコンのカビ取りについて
エアコンのカビ取りは自分でやるより業者に頼んだほうがいいです。
業者は徹底的にやってくれます。
吹き出し口やフィルターはまめに掃除をしましょう。

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