今話題のファイトケミカル!どれくらいすごい?

たくさんの野菜

最近巷で話題となっているファイトケミカルをご存知でしょうか?
ファイトと付いていますから名前からして元気が出そうな感じはしますよね。
それはサプリメントの名前???違います。

別名はフィトケミカルです。
ファイトとは植物のことでケミカルは化学成分です。
ちなみにフィトはギリシャ語です。
読み方が違うだけで意味は同じです。
化学いうと人工的なものと考えがちですが違います。

これは植物から作られている成分です。
ではどんな成分なのか???
植物には太陽は欠かせませんが紫外線は植物だけでなく、動物にもいいものではありません。

どんな化学成分かというと野菜ってみんな鮮やかな色をしていますね。
赤、緑、黄色、紫など目につきますね。
実はその色はケミカルによって作られるのです。

それから守ろうとする成分がファイトケミカルなのです。
同時に害虫からも守ります。
なかなかすごい成分ですよね。

ちなみにファイトケミカルは植物にしか作れない成分です。
人工では作ることができません。
なので謎の成分と言われています。

それでは次にファイトケミカルの効果についてあげてきます。

ファイトケミカルの効果と効能とは???

カゴに入った多くの野菜

前項ではファイトケミカルについて簡単に説明させていただきましたが今度は具体的に何がすごいのという話に入っていきます。
最近はコロナウイルスによってなかなか思い切った外出ができないということでふさぎがちです。

でも、ただステイホームしているだけいいというわけではありません。
免疫力を高めてウイルスに負けない体を作る必要がありますね。
植物だって紫外線や害虫と戦っているのです。

ここでキーワードが出ましたね。
ファイトケミカルはなんと!
免疫力を高める効果と抗酸化作用があるのです。

どちらも動物には欠かせない大切なものです。
免疫力はウイルスから守る効果があり、抗酸化作用は他の記事でも挙げていますので簡潔にします。
体の老化を遅らせる効果があります。

体の老化やがんや生活習慣病の原因は活性酸素です。
活性酸素常に体の中にありますが多すぎるとあまりよくありません。
それを減らしてくるのが抗酸化作用なのです。

あとは、がん予防にもなると言われており、医学界でも注目されています。

序盤でケミカルについて挙げさせていただきましたがケミカルは鮮やかな色素を作っているだけではありません。
香りや味まで作っているのです。

その苦味が健康に良かったり、酸っぱさが美容に良かったりします。
野菜によって効果は基本は一緒ですが違ったりします。
色によって違います。

ファイトケミカルの主な種類

ファイトケミカルでも様々な種類があります。
効果もそれによって違います。
簡単ではありますが種類を上げていきます。

ポリフェノール

ポリフェノールは結構聞きますね。
ポリフェノールは植物が光合成をすることによって発生します。
前項であげましたが抗酸化作用があって水溶性も高いです。

含まれる野菜や果物は、赤ワイン、ぶどう、紅茶、ブルーベリーなどですね。
大豆にはイソフラボンが含まれていてこれもポリフェノールの一種です。
イソフラボンは、ダイエット食品にはよくありますね。

含硫化合物

名前だけ見るとなんか凄そうですね。
実際すごいのかもしれません。
主に含まれているのは代表的なものとしてキャベツ、大根、ブロッコリー、ニンニク、ワサビ、玉ねぎ、ニラなどです。

全体的に刺激が強い食べ物が多いですね。
刺激が強いだけあって抗酸化作用があります。
玉ねぎなんかは血液をサラサラにする効果があり、ニンニクは疲労回復効果・風邪予防に効果があります。

カロテノイド

名前を見るとパッと浮かぶキーワードはベータカロテンですね。
主に緑黄色野菜に含まれています。
代表的な野菜としては人参、かぼちゃ、トマト、スイカですね。

ポリフェノールと同じく抗酸化作用があります。
カルテノイドのいいところは、現代人に不足しているビタミンAを補ってくれるところです。
カルテノイドはなんと600種類もあるのです。

抗酸化作用はもちろんのこと、がんや生活習慣病の予防効果があります。

多糖類

名前からして甘そうですね。
外れてはいませんが炭水化物に一種です。
炭水化物はダイエットの敵として認識されていますが必要です。

炭水化物というとお米や麦などを思い浮かべますが実は海藻類も炭水化物が入っているのです。
ジャガイモなどの根菜類はもちろんですがワカメとか、シイタケなどもそうなのですよね。
取りすぎはあまり良くないですが不足すると判断力の低下や疲労が溜まりやすくなります。

テルペン類

なんだか面白い名前ですね。
柑橘類に含まれている成分です。
冒頭の方に挙げましたが苦味成分を出しているのはファイトケミカルの成果なのですよね。

テンペンは実はローズマリーなどお茶に使われるのにも含まれています。
どういう効果があるというとリラックスです。
血圧を下げる効果もあります。

アロマテラピーとかでも使われているますのでそこで効果がわかります。