花粉対策の次はダニ対策!5月あたりから気温も上がり!湿気も増えてダニも増える
春は花粉に悩まされ続けた方は多いと思います。
洗濯物を外に干せない、外出中はマスクを欠かせない、外から帰ったらすぐに花粉を払う。
いろんな気を使いますよね。
花粉の季節が過ぎてもくしゃみや鼻水が止まらない。
もしくは、年中鼻炎。
それはダニが原因の可能性が高いです。
花粉は外から入れなければ被害を軽減することができます。
ダニの場合はやっぱかいですよ。
外からではなく、家の中で発生するわけですから
対策は花粉に比べると手間がかかります。
色々手段がありますのでどんどん挙げていきますね。
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1.ハウスダストとダニの関係性と引き起こす症状とは?
1-1.ダニが引き起こすアレルギー症状
1-2.ダニの主な種類
1-3.ダニの大きさってどれくらい?
2.ダニを減らす様々な方法
2-1.ダニをおびき出すために部屋を暗くしておく
2-2.布団用クリーナーを使う
2-3.ドライヤーや乾燥機の熱で退治する
2-4.バルサンなどダニ駆除剤を使う
2-5.天日干しでおすすめ方法とNG
ハウスダストとダニの関係性と引き起こす症状とは?
ハウスダストアレルギーというのをよく聞きます。
それは、1ミリ以下の目に見えない小さいものです。
成分の3分の1は、外からやってくるものです。
実は花粉もハウスダストに含まれています。
季節にあまり関係ないのだと土埃や、工場の排ガス、動物の糞や死骸のカス。
動物といっても小さなのが多いでしょう。
3分の1ということですがあとは中にあるものなのです。
ハウスダストですから当たり前といえば当たり前なのですが・・・・・
部屋の中で発生するので多いのはふとんや衣服からの綿ぼこりです。
埃が舞えばハウスダストも舞います。
エアコンは冷房でも暖房でも埃が舞うのです。
よってハウスダストの季節ってのはないといっていいです。
特に酷い時期というのはあります。
湿気が強い5月から7月なのです。
この時期はダニの活動が活発になります。
ハウスダスト中でもダニが一番アレルギーを起こしやすい。
ダニについて挙げていきます。
ダニによって体に起きる症状は主に3つです。
鼻炎、湿疹(皮膚炎)、咳です。
鼻炎が一番多いかもしれません。
花粉が少ないはずなのに鼻炎が治らないという方は、ダニが原因の可能性があります。
皮膚炎は蚊に刺されたと同じく、ダニに刺された時に起きるアレルギー症状ですね。
一番やっかいなのは喘息ですね。
お子様の場合だと喘息の9割、大人だと6割がダニが原因の喘息だといわれています。
ダニに噛まれたのではなく、ダニの死骸や糞を吸い込むとその症状がおきます。
余談ですがマダニは血を吸います。
最悪の場合死に至りますが草や木に潜んでいます。
目に見えるくらい大きいです。
家の中にいる一般的なダニで一番多いのはヒョウダニです。
7割以上を占めていると言われてます。
主に絨毯、またはカーペット、寝具、ソファー、枕などに生息しています。
特に布団やマットレスなどには多いです、
なぜなら人間のフケや垢を餌にして繁殖するからです。
老廃物が一番多いのは寝具ですからね。
油断しがちですがフローリングだから安心と思ったら大間違いです。
絨毯ほどではないですがフローリングでもいます。
家具なんかもそうですね。
次に多いのがコナダニです。
このダニも、主にカーペットやソファーを住処にするのですがちょっとだけ違います。
それは、食品類や衣料品を食べたりするのです。
特に粉物ですね
小麦粉や、顆粒の薬ですね。
それを飲んで中毒を起こすなんてこともあります。
薬に使用期限があるのもそのためですね。
小麦後は、袋ごとタッパーにいれて冷蔵庫に保管をしておくといいです。
特に夏場は注意ですね。
他にイエダニがありますがこれはネズミに寄生します。
ねずみに噛まれてたりしないかぎり人体に影響はありません。
他のダニを餌にして繁殖をしているのツメダニです。
よく畳で寝ていると刺されて腫れることがあります。
それはツメダニの仕業なのです。
どちらがいてもやっかいですね、
多くのダニは、肉眼ではみえません。
黒い紙の上を歩いていた場合はよく目を凝らしてみれば見える程度です。
集団でいると見えることがあります。
1匹の大きさは、0.1~0.4mmほどです。
1ミリの半分もないということですね。
よく本を読んでいると歩いている虫は、ダニではありません。
チャタテムシといいます。
これはシラミの一種ですね。
紙を食べるのと思われがちですがダニと同じでカビを好みます。
見かけたらティッシュでつぶしちゃいましょう。
ダニを減らす様々な方法
ダニというのは完全に除去することはできません。
なにせ1日1個以上の卵を生むのです。
でも、減らすことはできますね
何もしていないとどんどんダニは増えていきます。
確実に言えることは汚くしないことです。
特にスナック菓子の食べかすなんか要注意ですね
どうぞダニさん!!
住んでくださいといってるようなものです。
ダニ天国になってしまいます。
実はダニって夜行性なのです
普段は、繊維の奥に潜んでいます。
暗くなると表面に出てきて活動するのです。
モーニングアタックというのも夜に活動している影響でアレルギーがより強くなることが原因しています。
時間にしてだいたい2時間。
夜だど近所迷惑になる。
その心配はたしかにあります。
そういう時は雨戸を締めること。
その2時間後が勝負なのです。
もし、マンションで昼間は部屋を暗くできない場合は、黒い布をかぶせるといいです。
それで暗闇と同じ条件になります。
表に出てきたところを掃除機などで掃除します。
一番オーソドックスなのは布団用クリーナーです。
レイコップが有名ですね。
布団用クリーナーはダニを退治するという能力は正直疑問を感じます。
紫外線でダニを殺すとありますが・・・・・・
しかし、ダニの死骸や糞を吸い取ってはくれます。
今の掃除機は、布団用のブラシがついているのもあります。
ない場合はストッキングをかぶせると効果的です。
掃除機をかける際は範囲を狭くし、上下左右両方向にかけるようにしましょう。
ダニというのは暑さに弱いと言われていますが30度くらいの熱では死なないのです。
なのでよく布団を天日干しするといいといいます。
しかし、日光の熱ではぜんぜん足りません。
実際の検証動画です。
天日干しに関してばまた別途です。
日光の熱ではダニは死にません。
50度以上になればダニは耐えきれずに死にます。
50度以上の熱を与えるには乾燥機ですね。
乾燥機をかければダニを退治できます。
そのあとに布団クリーナーをかけましょう。
絨毯やマットレスは乾燥機にかけられない。
そういう時はドライヤーですね。
ただし、ドライヤーの熱は強いので火事を出さないように注意です。
あとはアイロンですが枕にはいいかもしれませんが範囲が広いのにはあまり効果がないようです。
ふとんや畳、カーペットなどは、乾燥機やドライヤーを使うと効果的ですがフローリングや家具だとそうはいきません。
全てをそれで行うというのはきついと思います。
電気代も掛かります。
そこで効果的なのがバルサンですね。
今は煙を使わないタイプが増えていて火災警報器が鳴らないので安心です。
使い方は、繰り返しますが部屋を暗くして2時間たってから行うこと。
部屋は暗いままです。
殺虫剤で駆除できます。
終わったら掃除機やモップできれいにします。
ただし、これは効果は限定的です。
いっきにやっちゃいたいという場合は最適です。
普段まめに掃除している方は正直なところ必要ないと思います。
天日干しの熱では温度が低いのでダニ退治には向かないといわれています。
そして多くの方やってしまってるのは布団を叩いてます。
叩くのはNGです。
叩くことによってダニが奥に逃げしまうのです。
さらに、ダニが砕けてしまってアレルギーの元を作ります。
天日干しの温度ではダニ退治はできません。
実は温度をあげる方法が実はあるのです。
それは、布団圧縮袋に入れることです。
それに入れて天日干しをすると50度以上に上がるのです。
それでダニを退治できます。
ただし、あまり流す干すと湿気ってしまうので注意です。