逆の発想？？脂をあえて取る断糖高脂質食ダイエットとは？

ダイエットというと食事制限をするというイメージがあります。
適度な運動はもちろん食事にも気を使いますね。
特にカロリーや糖質はかなり気をつけると思います。

写真はあくまでイメージですがこういうのを食べていたら痩せないですよね。
それが普通のというか一般的な考えです。
カロリーが高いものは美味しい！

しかし、ごく当たり前の考えとは真逆のダイエットの方があるのご存知でしょうか？？？？
実は画期的な方法があるです。
脂質を取ってもいいダイエット方法です。

そんなバカな？？？と私も思いますが調べてみるとこれはありだなと思いました。
なんというダイエット方法かというと「断糖高脂質食ダイエット」です。
ではそれについて解説していきます。

そのダイエット方法に注目されたのは旧石器時代です。
この時代は米や小麦などの穀物はありませんでした。
どういうことかというと、肉や魚は狩猟で取り、木の実を食べて生活をしていたことです。

今でいうと炭水化物抜きダイエットに似ているかもしれませんね。
米やパンなどはダイエットの敵として今は定番となりつつあります。
おかずを食べる代わりに炭水化物を抜くというものです。

それでは炭水化物抜きダイエットと同じではないかと思われがちですが微妙に違うようです。
旧石器時代は生きるのに精一杯でダイエットとかあまり考えなかったでしょう。
自然そのまままものでも糖質の多い食べものはあったはずです。

前の記事で挙げましたがナッツ類なんかそうです。
高糖質の食べものを取らない限りに脂質を摂るという発想が断糖高脂質ダイエットなのです。
糖質は一般の方で大体300gから400gくらい摂取しています。

それを減らして行こうというのがそのダイエット方法であります。
それとこのダイエット方法のメリットは糖質量さえ抑えることができれば飲酒してもいいということです。

もちろん適度な量のお酒にはなります。
そこらへんも次以降の項目で詳しく触れていきます。

高糖質の代表と言われている食べものは食パンです。
食パン一斤でなんと159.8gもの糖質があります。
何もつけていない食パンでそうなのです。

ちなみに白米ですと普通の茶碗１杯で66.3gの糖質です。
どんだけ食パンが高いかってわかりますよね。
なのでパンが好きという方はちょっと残酷なダイエット方法かもしれません。

マーガリンとかつけるとますます糖質が上がります。
バター糖質はほとんどないです。
乳製品全般はいいみたいですね。

ここでもうヒントが出てしまっていますね。
では、野菜だったらいいのか？？？というと必ずしもそうではありません。
例えばジャガイモやサツマイモなどは結構糖質が多いのです。

ちなみに酒類の糖質を上げていきます。
酒類で一番高い糖質があるのは、梅酒のロックです。
なんと90mlで20gもあるのです。

ビールは中ジョッキ１杯で10gの糖質です。
そのほかにもカロリーはありますから気をつけないといけないですね。
ウィスキーや焼酎などの蒸留酒はほとんど糖質はありません。

どうしても飲みたい方は、梅酒はロックではなく、炭酸水で割ることです。
ビールでしたらジョッキ１杯で我慢をしておくといいです。
また、味は落ちますが糖質がゼロの発泡酒とか、第3のビールにするという手もありますね。

断糖高脂質食ダイエットでは特殊な食事サイクルがあります。
それは1日1.5食ということです。
1食を抜くというのはよくありますがさらに減らすということですね。

そういうイメージとなりがちですが違うのです。
実際は1日3食なのですね。

1日のうちに1食だけがっつり食べるというのが1日1.5食なのです。
断糖高脂質食ダイエット以外でも用いられてますがこの場合は1食だけ脂質をたっぷりと取るということになりますね。

1日にちょっとずつ食べるというダイエット方法もあります。
ただ痩せやすいのは1.5食の方なのです。
その要素と言えるのがインスリンです。

食事をした後は体内にインスリンが増えます。
インスリンはダイエットにはいいのですが増えすぎるとかえって太りやすくなります。
常にインスリンが出ている状態だと逆効果なのですよね。

要するに普通に1日3食取ると常にインスリンが発生している状態になるのです。
インスリンは糖分を脂肪に変える能力があります。
しかし、過剰に増やしすぎるとインスリンの働きが悪くなってしまうのです。

なので間食すると太りやすいのはそのことが関係しているのですね。
1食だけはガッツリ食べて後の1食、もしくは2食は軽くです。
例えば、朝だけはいつもより多いくらい食べて体力をつける。

昼はプロテインだけにする。
そして夜はヨーグルトだけにする。
食事制限に慣れていない方にはおそらくきついと思います。

しかし、慣れてくるとどうってことなくなります。
短期間で健康的に痩せるにはこのダイエット方法は理にかなっていると言っていいでしょう。